東方三博士 ~西洋絵画を楽しむために~

東方三博士の礼拝の置物

東方三博士とは?

 

ここでは東方三博士について
話していきたいと思います。

 

新訳聖書では東方三博士の事を…

聖書

新約聖書ではイエスが生れた際に
占星術の学者たちが東の方からやってきて
贈り物をささげたと描かれているそうです。

 

ストーリー調で話すと…

東方三博士
東方三博士は東の空で誰もみた事のない星をみたと言われています。
(ベツレヘムの星と言われています)

三博士たちはこの星を見て、
星の光の差す方へ向かうと…

 

そこで救世主(イエス)の誕生を目のあたりにします。

東方三博士の礼拝の置物
そして3人の博士はイエスの誕生を喜び、
そして3つの宝(黄金、投薬、乳香)を捧げたのです。

 

つまり”東方三博士”とは、

東の方から来た3人の博士(占星学者)なのです。

でも聖書にこの3博士の名前などは記述されていないそうです。

捧げられた贈り物が黄金投薬乳香の3つだったことから、
この3つにちなんで名づけられたたそうなのです。
つまり後付けされたわけなのです。

そのため地域によっては名前や姿形が違います。

 

でも言える事は…

東方三博士の礼拝
3人ともそれぞれ違った年齢と国籍だったという事です。

国籍(説によればヨーロッパ、アフリカ、アジア系)、
年齢(老年、壮年、青年)で描かれているそうです。

 

考え…・思い…
年齢も国籍もそれぞれ違う事が意味する事は、
世界中の老若男女問わず様々な人たちがイエスの誕生を祝い、
待ちわびていたという事を意味している様に思えます。

 

そして特に大事な事は、

東方三博士と3つの贈り物

3博士が捧げた贈り物です。

黄金、投薬、乳香の3つの贈り物は
それぞれ象徴しているものがあり意味があるのです。

 

名前をそれぞれ挙げると…

メルキオール(Melchior)

黄金”をささげたと言われています。
※”黄金”…王位の象徴。

カスパール(Casper)

没薬”を捧げたと言われています。
※”投薬”…死を象徴

バルタザール(Balthasar)

乳香”を捧げたとされています。
※”乳香”…祈り・神権を象徴。

東方三博士という人物と贈り物には、
この様な意味が込められているのです。

キリスト教を信仰している地域ではクリスマスの時期になると、
3人の博士らしき人物の置物が置かれるそうです。

 

日本だとクリスマスは
イエス・キリストの誕生日と言われています。

でも探っていくとかなり深いのです。

 

考え…・思い…
こういう背景を知って改めて作品を見ると、

また違った楽しみ方が出来るかもしれませんね!

 

この東方三博士は絵のテーマとして描かれる事も多い人物です。

 

『ボッティチェリ展』や『カラヴァッジョ展』に行く前に、
ちょっと「東方三博士」について知っておいてみては?

より楽しめると思いますよ!!

 

 

※ここで扱っている画像は、
パブリックドメインなど掲載可能なものを使用しています。
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