「アカデミア美術館所蔵 ヴェネツィア ルネサンスの巨匠たち」に行って…

「アカデミア美術館所蔵 ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち」…国立新美術館にて

日伊国交樹立150周年記念展
ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち

 

相変わらず
今年も暑い8月の東京…

 

国立新美術館

六本木にある国立新美術館で開催の
「アカデミア美術館所蔵 ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち」を見に行ってきました。

 

今回のアカデミア美術館は、
イタリアの”ヴェネツィア”にある美術館を指しています。
(フィレンツェにも同名の美術館があるそうです。)

イタリアのヴェネツィア

主にヴェネツィア派のルネサンス絵画を多く所蔵しています。

そんなヴェネツィアのアカデミア美術館から
多数のルネサンス作品が持ち込まれてきたわけです。

 

おそらくルネサンスと言うと、
多くの人は”ダヴィンチ”や”ミケランジェロ”の名前を挙げると思います。

当の私もそうなのですが…

でも他にも
たくさんの名画家がいるんですよね~。

 

例えば
今回特に気に入ったこの絵

「受胎告知」(1562-64年)ティツィアーノ・ヴェチェッリオ作

「受胎告知」(1562-64年)ティツィアーノ・ヴェチェッリオ作
※出展:Web Gallery of Artより

 

これは”ティツィアーノ”が描いた絵。
彼もルネサンスを代表する画家なのです。

実際に本物を間近で見ると
アカデミア美術館を代表する画家だけあるな~と思いますね。

 

考え…・思い…
素人の私から見ても

スゲ~!”と思う絵だったのです。

 

これまでティツィアーノの作品は多数観てきましたが、
おそらく一番と言ってもいいくらいの傑作だと思ったのです。

 

というのも…

絵を見て感動!
絵を見た時の衝撃がものスゴイものだったのです!

作品自体が大きいというのもあると思いますが、
一番はこの絵からくる迫力の様なモノです。

まるで告知を受けたマリアの衝撃さが
絵に描かれている様に見えたからです。

しかも決して明るい感じでもなく、
どちらかというと悲劇的な感じがするのです。
(何だか悲劇的な未来を予感させる様な…)

 

ちなみに”受胎告知”とは?

 

受胎告知”とは…

処女マリアが天使ガブリエルから
イエスの子供を身ごもるという告知を受ける場面です。

(私が知る限りの背景では…)
当時の社会では結婚前に性交渉をする事は、
不義(道徳的に悪い事)とみられていたそうです。
でもマリアは性交渉をしていないにも関わらず、
精霊から子供を授かる事になったわけです。

そんな事で当時の社会からは
マリアは不義だと軽蔑されてしまったと言われています。

 

今回は他にも
”受胎告知”に関する作品は多数ありましたが~

「受胎告知の聖母」(1467年頃)アントニオ・デ・サリバ

「受胎告知の聖母」(1467年頃)アントニオ・デ・サリバ作
※出展:Wikimedia Commons(public domain画像)

 

上の絵もそうですが、
どれも”神聖さ”というか”崇高さ”のある作品ばかりなのです。

そんな中にティツィアーノの「受胎告知」は
他とは違った独特な雰囲気が感じられるのです。

 

「アカデミア美術館所蔵 ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち」の図録表紙

私はこの「受胎告知」を見て、
こんな風に感じたのですが、

あなたはこの絵を見てどう思いますか??

 

ところで”ルネサンス”と言えば、
ちょうど14世紀~16世紀頃に流行った絵画運動です。

同じ名前でフィレンツェにもアカデミア美術館があるのですが、
フィレンツェとヴェネツィアでは作風が違うそうです。

イタリアから始まった運動とはいえ、
地域によって多少なりとも違いがあるのが面白い部分ですね!

 

ちなみにヴェネツィアの
アカデミア美術館を代表する画家としては、

ティツィアーノ(ティツィアーノ・ヴェチェッリオ)
ティントレット
パオロ・ヴェロネーゼなどが挙げられます。

 

「アカデミア美術館所蔵 ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち」…国立新美術館にて

今回彼らの作品が多数見れるので、
ぜひ生で見てほしいものです。

 

考え…・思い…
それにしても
西洋絵画は実に面白いものですね~。

なぜなら…

西洋絵画を観ていくと
色々な画家が『受胎告知』や『聖母子』の絵を描いています。

でも同じ場面を描いたとしても、
画家によって雰囲気も表情も同じモノはないのです。

 

こういう画家らしさが絵に表れてくるのも、
絵画の面白さの一つなのかもしれませんね!

 

 

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