- 2016-5-5
- Artwork (芸術作品), Museum (美術館について)
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”オルセー美術館(Musée d’Orsay)”
フランスのパリにある3大美術館の一つで、
19世紀の美術…
特に印象派の作品が多く所蔵している事でも有名!!
横にはセーヌ川が流れ、
ルーヴル美術館やオランジュリー美術館から歩いて15分ほどの距離にある…
そんな最高の立地にあるのが”オルセー美術館”なのです。
オルセー美術館は
常設展示数も約4,000展あるそうで
毎年約350万人の入館者がいる人気の美術館!
(世界でも10番目に多い美術館です)
この”オルセー美術館”は元は”駅舎”だったそうです。
1900年のパリ万国博覧会に合わせて建てられた駅で
名前は”オルセー駅”といったそうです。
それが1939年に廃駅になってしまいその後の改修を経て
1986年に”オルセー美術館”として開館したという経緯があるのです。
そのためこのオルセー美術館は、
駅だった名残が残っているわけです。
オルセー美術館にあるこんな名画の数々…
この「オルセー美術館」は
特に印象派の作品を所蔵している美術館で有名なのです。
有名どころで言えば
ルノワールやモネ(クロード・モネ)
それからドガ(エドガー・ドガ)にマネ(エドゥアール・マネ)
もちろんシスレー、セザンヌ、ゴッホ、ゴーギャンなどなど…
名を聞くだけでも鳥肌が立ってきませんか!?

「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」(1876年)ピエール=オーギュスト・ルノワール
ルノワールの代表作とも言われる「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」。

「かささぎ」(1869年)クロード・モネ
そしてクロード・モネ「かささぎ」もあります。
個人的にモネの中でも好きな絵画の1つで、
この絵を見ると雪が様々な色から描かれているのが分かります。
改めてモネは自然の本質を見ていた画家だったんだな~と分かる作品だと思います。

「トルーヴィルの海岸」(1865年)ウジェーヌ・ブーダン
ブーダンの作品「トルーヴィルの海岸」もあります。
そして18歳だったモネに屋外での油絵制作を教えたとされるこのブーダンは、
空と海の風景画を描かせたら右に出る者はいないのでは?と思うほど…

「オランピア」(1863年)エドゥアール・マネ
エドゥアール・マネ「オランピア」(1863年)

「洪水のなかの小舟、ポール=マルリー」(1876年)アルフレッド・シスレー
そしてシスレーの「洪水のなかの小舟、ポール=マルリー」もあるのです。
終始一貫して印象派の画法を貫き、
数えきれないくらいパリの風景画を描いた画家。
まさに”The 印象派”の画家のシスレーの作品も多数所蔵しています。
もちろん印象派以外も多数所蔵しているのも魅力で、
まさに19世紀の芸術の宝庫と言っても過言ではないと思うのです。

「晩鐘」(1857‐59年)ジャン=フランソワ・ミレー
ジャン=フランソワ・ミレー「晩鐘」(1857‐59年)

「ヴィーナスの誕生」(1863年)アレクサンドル・カバネル
アレクサンドル・カバネル「ヴィーナスの誕生」(1863年)
まさにオルセー美術館は19世紀の美術品の宝庫!!
日本でたまに企画展が開催されますが、
もちろんオルセー美術館のほんの一部!
魅力をすべて愉しむには、
本場のオルセー美術館に行くに限ると思います。
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