”テオドール・シャセリオー”ってどんな人?

「シャセリオー展」国立西洋美術館より

シャセリオー”について…

 

今回はシャセリオーという画家について、
私なりに分かりやすく話していきたいと思います。

 

出来るだけ絵画を楽しむためには、
最低限その画家について知っていた方がイイ!

と思う私としては
画家の生涯や特徴について少しは押さえてほしいのです。

 

まずは…

 画家”シャセリオー”について…

「シャセリオー展」国立西洋美術館より
名前は”テオドール・シャセリオー

1819年~1856年に生きたフランスの”ロマン主義”を代表する画家です。

 

ちなみに”ロマン主義”とは

… ”18世紀~19世紀前半に起こった
感受性や主観に重きをおいた一連の運動”(wikipediaより一部参考)

こういう説明になるのですが、
もう少しツッコんでみると…

”古典主義の形式などにとらわれることなく、
個人の夢や理想、感性を自由に表現した絵画とも言われています。

 

 考え…・思い…
私なりに超分かりやすく言うなら…

ロマン主義”は古典主義の様な形式に縛られることなく、

自分の理想や感性を存分に発揮して絵を描く!!って事になると思います。

 

ここで押さえてほしい言葉として
”ロマン主義”の特徴は、
感性的”で”情熱的”な絵画と押さえてみると分かりやすいと思います。

ここまでの説明から
古典主義とロマン主義は相反する絵画様式って事が見えてくると思います。

 

それでは~

あれこれ知るうちに…
そんな”ロマン主義”を代表する
シャセリオーはどんな人物?だったのか…

シャセリオーの歴史から見ていきたいと思います。

シャセリオーは若くして才能を見出されたそうで、
古典主義”に傾倒していた”ドミニク・アングル”の弟子となるのです。

ここで”アレ!?”と思うかもしれませんが、
先ほどロマン主義は古典主義の形式にとらわれないと書いたと思います。
(古典主義…古代ローマやギリシャの形式美や調和に重きを置いた作風)

実はシャセリオーはアングルの弟子となったのですが、
その頃”ロマン主義”を代表する”ドラクロワ”にも多く影響を受けるのです。

師アングルとしては面白くないですよね!?
何せ自分の可愛い弟子が対立するドラクロワに惹かれたわけですから…。

実はアングルとドラクロワは互いに対立関係だったのは有名な話で、
師のアングルが”シャセリオー”を快く思わないのも当然なわけです。

そんなわけで結局シャセリオーは
アングルとの師弟関係を解消されたのです。

こういった背景があって、
シャセリオーの絵は古典主義の要素を取り入れながら、
ドラクロワのロマン主義に傾倒していったわけです。

つまり
独自のロマン主義を築いていったともいわれています。

だからシャセリオーの絵は、
大胆な色遣いで、ダイナミックさがあるとも言われているのです。

前回私が”まるで演劇を見ている様な…”
その意味が何となく分かってもらえると思います。

 

そしてもう一つ大事なキーワードが!

それは若いころにアルジェリア方面(中近東方面)に行き
多くの影響を受けたと言われています。

そのためシャセリオーの絵は
異国的で独特な雰囲気があるのが特徴とも言われているのです。

「スカーフを使った踊り」(1849年)テオドール・シャセリオー

「スカーフを使った踊り」(1849年)テオドール・シャセリオー
※ルーヴル美術館所蔵

つまり”エキゾティック”な作風が特徴なのです!

※「エキゾティック」とは…異国の情緒や雰囲気のある様という意味。

 

  考え…・思い…
異国的な情緒…”がある絵。
ん~、実際にどんな感じなんでしょうね!?

これは本物を見ないことには分からないと思います。

こうやって画家の人生などにも触れていくと、
実際の絵画展での”見るテーマ”が何となく見えてくると思います。

 

絵を見て感動!
今から楽しみですね~!!

シャセリオー展」は2月28日から
上野にある”国立西洋美術館”で開催します。

ぜひあなたも美術館に行って本物を見てみましょう!

 

 

※今回載せたシャセリオーの作品は参考として載せています。
実際の「シャセリオー展」で展示されるものとは限りません。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ページ上部へ戻る